ヒーローは敵が大事
我がマジェスティエンターに捧ぐ
ゴーバスターズ1年間おつかれさまでしたー。
初回は公務員感と変身後のスーツのダサさとヒロムヨウコのウザさで、こりゃダメだと思ってましたがエンターさんがかっこよかったのでエンターさんのために見てました。陣さんエスケイプさんが追加されてからが本番だった。最終回も陣さんが主演だった……。
陣がいなくなるかもってときのJの演技がすごかった。Jの演技なのか?Jのスーツアクターさんがすごかった。あとカメラ割りっていうんですか、Jが黒いジェンガ(=陣のデータ)をぎゅうって握りしめる演出が最終回のベストショットです(※個人の感想です)後日談とともにテロップ流れてる場面でも陣のジェンガを首から下げて「ビートJスタッグ」って名乗ってるのとか、陣さん大好きすぎるよ。ここまで書いて黒いジェンガ違うよとか恥ずかしいオチは避けたい……
エンターさんは予想以上の死に際で満足です。まさかの巨大化したぜ……炎につつまれながら「アデュー、ゴーバスターズ」はかっこいい。特殊効果の予算全部エンターに注ぎ込みましたって感じの変身シーン、戦闘シーン、死に際だった。最終回だけで何度エンターの周りをオレンジのデータがピコピコしたことか!
エンターさんの知能派な戦い方は序盤から面白かったです。
メサイアをなだめつつエネトロン集め → メサイア復活13枚のカード → 13枚目はレッドバスターの中に
ゴーバスターズの1年を展開させたのはエンターさんだと言ってもいいと思います。
ヒーローものを面白くするには、いい敵役が欠かせないなあとエンターさんに教えてもらいました。私は仮面ライダーでは『W』が圧倒的に好きなんですが、あれも思い返すと敵がよかった。
テラー+ウェザー → クレイドール(なんとフィリップは弟だったのだ!)
みたいな、ただ戦う敵が強くなったり武器が強力になるだけじゃない展開があるヒーローはいい。最後に振り返って「敵が物語世界の進行役だったな」って話が好きです。
エンターのデータはインターネットを通じて無数にバックアップが存在していたのですよ!というスピンオフ作品『拡散性ミリオンエンター』を待ってます!