萌えの共有

一年の終わりに彼は呼ぶ 斬撃の勇者を「ソウジ」と

宿敵の怒りの戦騎を救う武人 名は空蝉丸パーフェクトでござった

 

清瀧でこんにゃくなど食べながらぼんやりと「この前の先生が持ってたBL短歌の本つまんなそうなんだよねえ」と話した。ぱらぱらめくった程度で「つまんなそう」というのも失礼な話だけど、まあコミケだと表紙で決まったりするから……。それにしてもコンセプトだけで「つまんなそう」って思わせるのもすごい。「同人誌作るのって萌えの共有が必要なんだよ」「ニチアサイケメン短歌やりなよ」などと言われて、そんなもんかなあと聞き流して終わった。

その帰りに「イケメン短歌かー」と思いついたのが冒頭の2首(字数合わない)。昨日の放送分で一番盛り上がったシーンは、ずっとソウジを「ボーイ」って呼んでたイアンが初めて「ソウジ」って呼んで、ソウジもはっとするところだと思う。この「(公式においては)ソウジは最終戦で初めてイアンに名前で呼ばれた」って前提の共有があって二次創作同人誌って成り立つよねー。あるいは「イアンはウッチーたちは名前で呼ぶのにソウジだけボーイとしか呼ばない」から深読みして萌えるか。

ウッチーは武士としてかっこよかった。ライバルと和解、相打ちで倒れるとは。戦場で死ぬのは武士の誉れでござるよー…来週ぴんぴんして「はっ!生きてたでござるー!」とか言ってそうだけど。

今年はトッキュウイケメン短歌でも頑張ろうか。