『イヴ・サンローラン』を見たとか

イヴサンローラン」で検索したらマリリンマンソンの写真が出てきて何事かと思った。13年春夏の広告モデルがマンソンだったらしい。

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イヴかわいい

ディオールの新人だったイヴの食事シーンとかかわいい。内気な天才若手デザイナーとか無敵スペックすぎる。ベルナール・ビュフェコクトーも出てくるよ!YSL作る前のイヴが付き合いはじめたばっかりのピエールとセーヌ河沿いで追いかけっこしてきゃっきゃしてる場面がこの映画で一番の名シーン。間違いない。すっごいかわいい。

あんなにかわかったのに、売れっ子になるにつれて(時代のせいなのか)クスリとかで荒れていくのがかなしい。クスリダメ、ゼッタイ。カール・ラガーフェルドと男取り合ったりピエールが女と浮気して激おこだったりイヴの人生ドロドロしすぎなんだけど……。

ファッションショー当日の場面はひたすらおしゃれだった。ハイブランドっていうの?パリコレの写真とか動画見てもひたすら奇抜だったり、ユニクロとどこが何万円分も違うのかさっぱりで何がすごいのかわからなかったんだけど、あの時代にモンドリアン柄のワンピース発表したらそりゃあ「なにこれかわいい!YSL欲しい!」ってなるわーと納得。

YSLの宣伝として優秀すぎる

映画館の前に「YSL イヴ・サンローラン」って文字入りの金ピカ眼鏡イケメンポスター貼ってあったら、それだけで結構な宣伝になってる。さらにイケメンに釣られてこの映画見るともう「サンローランのもの買いたい!」って気分になって危険があぶない。ステマ映画め!
ステマついでにリンク貼っておくと、今年のクリスマスコフレも金ピカのGold Collectionだった。イヴはゴールドがお好きだったのかしらー。

 

鎧武反省会

正式な最終回は明日だけど、虚淵大先生様の鎧武は前回で終わったらしいので。(明日は監修虚淵、脚本鋼屋ジン
第一回は「頭にオレンジかぶる」というヴィジュアルショックで釘付けにした鎧武、最終回では「リンゴを食べると全身に草が生えたあと金髪になる」のヴィジュアルショックで視聴者の心を宇宙まで掴んで行かれた……。よく「真顔で『クソワロタwww』って入力する」みたいなネタがあるけど、本当に変な笑いが出た。
面白い面白くないは個人の好みということにしても、まあ「脚本が下手」ということは確かだと思うのですよ。「舞さんが神社の子で、巫女として祭りで舞う夢があったけどユグドラシルに神社壊された」って重要な回だと思ったら神社設定どうでもよかったー!とか。
ミッチがずっと色ボケして舞さんは僕のものだ誰にも渡さないみたいな感じで最終的に廃人になり、湊さんもバロンも色ボケの末に死んで、コータさんは舞さんと一緒に宇宙へ逃避行……この1年の教訓は恋は目を曇らせるからよくないってことなの?仮面ライダーの必要なくない?

 

わりと本気で考えた「鎧武はこうしたらよくなる」 - 東京で死ぬ

去年11月に自分で書いた記事を読んで最終回の自分から返事を書いてみる。

・主題歌を変える
これなあ、ずっと聞いてるうちに悪くはないと思ってきたけど、主題歌この曲じゃなくてもよかった感がある。「今という風」「おまえのもとに吹く」とか全然風吹いてなかった。映画で風都の探偵の亀探しを手伝ったくらいか。「どこにある?どう使う?禁断の果実」は拾うかと思ったら、こいつらずっと「黄金の果実」って呼んでる。もうだめだ。
・キャラ名を変える
バロンさんが滑舌よくないのに「かずらば」って呼ぶのが大変そうだった。

名前に関してはなんだかんだで音は覚えた。「紘汰」なんてややこしい字を使う理由が、デスノートみたいに悪役殺人鬼だから実在しそうにない名前にしたっていうなら納得するけどさあっていうところ。リンゴかじると金髪になるキャラと名前なんて嫌だよね……。

正直なところ、すべてを吹っ切って駄作として記録と記憶に残るライダーになる未来に期待してもいる。

これは1年後も完全に同意。達成できそうだぞ!