はてなアカウントだけ欲しい

MK2さんも戻ってきたし、私の好きな文章を書く人はだいたいはてなにいる。別にブログとか使わなくていいんだけど、はてなスターでイイね!したい。これがSNS脳か。ということではてなアカウント取得したので、もったいないしなんか書く。

 

今は大杉栄の本を読んでいて、『人生は決してあらかじめ定められた、すなわちちゃんとできあがった一冊の本ではない。各人がそこへ一文字一文字書いていく、白紙の本だ。』という文章が、糸井重里のコピーにありそうだなあという感じで気になる。糸井重里というか、ほぼ日手帳のキャッチコピーはどれでしょう?って4択問題にあったら「糸井にしてはかたい気がするし、これたぶん白い本(http://www.amazon.co.jp/dp/457684105X/)のコピーだよねー」とか言う。どっちも違う。

 

そんなわけで数年ぶりにほぼ日手帳のページを見たら、カバーが数年前まで「この素材、ちょっと光沢がかってて、カジュアルで、かっこいいんです。それに何と言っても、いくら乱暴に扱っても、汚れにくいし、傷つきにくい!これは、毎日持ち歩くものとしては、とっても重要なことですよね。」とかアピールしてたナイロンからポリエステルになってた。

商売のことはわからないけれども、ほぼ日手帳はターゲットを広げすぎじゃないかなーと感じる。A6サイズを通販でしか買えなかった時代から賛否両論だった糸井重里のありがたいお言葉とか、大きい祝日表記はそのままで、ほぼ日読者以外にも売ろうっていうのは諦めた方が売れるんじゃないですか?と。

あとはまあ、単純に高いよね、特に送料全国一律630円も取るところって今時あんまりないよね。1万円以上だと無料になるとかの割引もないし、ポリエステル製の手帳カバーくらいメール便で送ってくれればいいのに。(以前通販で買ったらロゴ入りの袋の中に同じくロゴ入りの頑丈な箱に入った手帳が届いたので、630円かかるのも納得したけど)

 

これだけごちゃごちゃ言うのもわりと未練があるからかなあ。今となってはあんなに分厚い手帳をどうやって持ち歩いてたのか思い出せないけど、通販ページ見てるとたしかに欲しくなるんだよ。商売上手というか、欲しくなるような、使ってみたくなるような紹介の仕方をするなあ、と思う。コレクションとして毎年使い続けたら楽しそうだ、と。実際手元にあったらあったで毎日あれこれ書き込んでたわけだし、使いにくいわけじゃなかった記憶がある。それまでに比べて手帳の使用頻度が上がってたような気もする(気のせいかも知れない)mixiほぼ日手帳コミュニティとかのテンションにはついていけなかったけど、それは手帳の責任じゃない。

もしかしてmixiのテンションについていけなかったんじゃないかと思って、「ほぼ日手帳」でTwitter検索したら異世界だった。私のいるTwitterでは「ほぼ日手帳なう♪来年もよろしく(*^^*)」なんて見ない……。これがキャズムか。